ふたなりと戦闘エロが好きだから

主に同人ゲームのふたなりと戦闘エロに関する感想/レビューを書いています。

【戦闘エロ】ストライカールミナ 感想レビュー

【戦闘エロ】ストライカールミナ 感想レビュー

サークル「M・I・P」さんより2023年03月31日発売されていた
「ストライカールミナ」の感想記事になります。

新作「堕ちゆく聖剣の姫騎士ティルテ」のストーリーが良かったので、前作はと思っての購入。
なおレビューによれば良いらしい。

タグの戦闘エロについては少しだけ触れます。

【戦闘エロ】ストライカールミナ 感想レビュー

ゲームシステム面



先にゲームシステム面の感想を一言で書いておくと「初作故の手探り感がすごい」です。
本作はアクションRPGですが
・見た目は派手だが当たり判定を分かりにくくする過剰なエフェクト
・広さやルートに無駄が多いマップ
などによりゲームそのものとしてはそこまでオススメできるものではありません。

【戦闘エロ】ストライカールミナ 感想レビュー

マップのアクションで敵を倒せず接触した場合は通常のRPG戦闘になります。
こちらでは敵が一定確率でエロ技を使ってきます。

判定は時限選択肢ですが、正解がわかりにくくぶっちゃけほぼ運。
ただ要素そのものは自身がそこそこ不利になるものなので戦闘エロとして十分あり。
ティルテほど即死レベルではないですが。

種類は人間、犬、スライムの三種。

【戦闘エロ】ストライカールミナ 感想レビュー

ストーリー



肝心のストーリー部分。
まず総評としては
・起承転結のしっかりした物語
・誰が何を思いどう行動したかが明確になった展開
・突飛さのないヒステリック要素

などなど、物語としてとても丁寧に作られています。
その点においては読み物としてオススメできます。

【戦闘エロ】ストライカールミナ 感想レビュー

大まかなあらすじ



・過去の大戦争で荒廃した世界(明確な地域名は出ませんが舞台は恐らく日本)
・未来を夢見れない生活環境
・政府上層は既に国外に逃げたため、国中で犯罪組織がのさばっている
・そんな世界で犯罪組織に対抗する組織に所属する主人公の物語

といった内容。

【戦闘エロ】ストライカールミナ 感想レビュー

そんな状態だから主人公の組織に暴言を吐く人がいるは、
組織自体色々と腐ってるはと面白くなりそうな要素は街中に転がっています。

転がっているのですが、これら殆どストーリーに関係ないのですよね。
ぶっちゃけるとメインストーリーにとって世界が荒廃してるのは割とどうでもいい。

一応動機の根底にはあるかもしれないのですが
それが別に「世界が荒廃していること」である必要はない感じ。

【戦闘エロ】ストライカールミナ 感想レビュー

メインストーリーは



ではどんなストーリーが展開されるかというと、
クソ親に翻弄される子どもたちの物語である。

これは主人公だけでなく、メインストーリーの最初の方に登場する少女もそう。
作品世界の大人が割とクソで、そうなった原因が荒廃した世界故にとされるかもしれませんが
しかし10年以上前に戦争が起きてるのに5,6歳の子どももいるため
こちらの親は完全に世界の状況が悪くなってから子どもを授かってるのですよね。

それはもう戦争関係なく親がクソなだけよなと。
世界情勢に耐えられず精神を病んでいったとかであればそれはそれ。

【戦闘エロ】ストライカールミナ 感想レビュー

動機づけにモヤッとした



先に述べた通り、ストーリー全体の流れはとても丁寧に作られておりオススメできます。
プレイ内容がオススメできるかは別として。

欠点については世界が荒廃している点がメインストーリーにほぼ関係なかっただけで、
町中の人々の反応などは荒廃してるらしさがしっかり表れており好感が持てます。

ぶっちゃけ中世ファンタジーならモヤッとする部分もなくせたかもしれませんが
それだと逆に個性が埋没する可能性。

ティルテは世界観設定と主人公たちの境遇、
話の流れすべてが合致しているのでその点に凄く進化が感じられます。

【戦闘エロ】ストライカールミナ 感想レビュー

ちなみに私の本作の第一印象は「パンツ」