【G:PT】グリザイア：ファントムトリガー Vol.1,2とアニメ版
- No.172 2022/01/16 13:41:22
- Category:
- ファントムトリガー
ファントムトリガーのVol1とVol2をプレイしたのでアニメ版との違いについて書いていきたいと思います。
最初に率直に書くと、本筋は同じでありながら細部が結構違います。
Vol1におけるトーカと先生
一番違いと言うか説明不足を感じたのはVol1のトーカと先生の関係。
アニメ版で丸々カットされ部分で、射撃訓練後のシャワーシーンがあります。
ここで(一応)一般人である先生とトーカ達の境遇の違いについて触れられているわけですが、
殺人を行わなければならない少女達を先生は不幸な境遇だと思いこんでしまっています。
これに対する返答や各々の境遇の説明があり、故にトーカは先生を受け入れられないでいます。
元々最初は相手に噛み付くというトーカ自身の性格はありますけど。
ただこれがあるかどうかでVol1の最後でみんなが先生を歓迎するシーンにて、
ムラサキがトーカは歓迎していないと語った部分の重みが全然違ってきます。
ムラサキの変装
あと個人的に超残念だったのはVol1のムラサキの出番がかなり削られてたことですかね。
例えば変装。目元でわかりましたが青髪の美少女が出てきて誰やねんと思ったところ。
種崎敦美氏の演技が光る。
あと射撃訓練もムラサキの部分だけカットされていたので驚きました。
まぁ暗闇での訓練なのでアニメ的に表現しづらかったのもあって、尺的に切られたのでしょうけど。
Vol2でのレナの過去
もう一つはレナの過去編。
大筋は同じなのですけど、アニメ版だと孤児時代から現在までずっとあの性格っぽい描写になっていますが、
ゲーム版だとハルトに買われる寸前は性格が豹変していた描写があります。
そこからマスターと触れ合うことで元の性格を取り戻していったのだと。
ただ経緯としてろくな描写がないどころか、マキの回想では一切触れられてないので
CG作っちゃったからとりあえず載っけたけどまぁどっちでもいいやって設定になってる可能性。
またはマキと離れるのが嫌で演じていた可能性。
因みに作中の現代のあるシーンで「ちゃんと育成しなければレナのような人は自殺する」とは言われています。
そのままな部分
とはいえそのままな部分はそのままで、一番気に入ったのはムラサキがロシアンマフィアに潜入しているシーン。
アニメ版でもロシア語喋ってる風日本語による罵詈雑言を放っていましたが、
最初はゲーム版も一緒である程度字幕と同じようなことを言っています。
しかしセリフが長いゲーム版では最後の方がもう字幕全く関係なくなっています。
例えば上記のセリフは音声が「馬鹿じゃねぇのオメェ」みたいな感じになっています。
声優ネタか時事ネタか
あと色々なネタを突っ込む本作ですが、Vol1の最後にてムラサキがシュレディンガーの猫っぽい話をします。
しかし種崎敦美氏でシュレディンガーの猫と言えば青ブタの双葉理保です。
とはいえVol1の発売は2017年4月28日。
青ブタのアニメは2018年10月放送。
収録時期で考えればムラサキの方が先です。
これは全くの偶然なのか、ムラサキがあったから双葉の声優が決まったのか。
まぁSEEDDESTINYでシン・アスカを演じた鈴村健一氏が ステラァァァァァ！！ と叫んでいた傍ら、
全く別のゲームで ステラァァァァァ！！ と叫んでいたこともあるので偶然としても起こり得るのでしょう。
全くの余談ですが、青ブタの１～３話とそれ以降の双葉の演技は結構違います。
ムラサキに近いのは１～３話の方。
パワーセーブしてたのか
あと私のプレイ順がVol4 → Vol1,2であり、そこで気づいたこととしては、
Vol1はキャラクターの無駄話部分の比率が結構違います。
Vol1は世界観説明を担っていたからかかなり控えめで、ミリタリ系のお話も余りありません。
反面Vol2は無駄話部分がそれなりに増えて、Vol4になれば両方ともかな～り増えています。
それが面白いと思うかは人次第。
因みに私は次にVol5.5へと行きます。
Vol3は1-3パックを買ってあるので所持。
あと7も買ってます。
4,6はどうするのかって？
どうしましょうね。
