エロゲーブランドの「KISS」という会社は、
最近では「カスタムメイドシリーズ」を販売しまくっている会社である。
そのアペンド数は業界随一であり、DLsiteの美少女ゲーランキングは
大概カスタムメイドかILLUSIONがいたりする。
そんな3Dキャラクリゲーばっかり出している会社も、
かつてはエロゲー業界でも非常に珍しい2Dキャラクリゲーを販売していた。
カスタムレイドシリーズである。
この「メイクMeラバー」はその(現段階で)最終作にあたるもの。
![【キャラクリ】メイクMeラバー(Darkness) 感想レビュー](/img/Over/2023/2305_makeme02.jpg)
2Dキャラクリ
3Dキャラクリも最近ではよくありますが、2Dのキャラクリとはなにか。
つまり予め用意された女の子の2Dグラフィックに用意された髪型やアクセサリを付け足していくのである。
当然3Dほど幅は広くはないものの、うまく行けば再現キャラなんてのも作れたりはする。
例えばアサルト○リィの一柳○璃みたいなのとか。
また体型もS,M,Lとあり、ストーリーモードでは1種類しか選択できないものの、
自分の好みに合わせたヒロインでゲームを楽しむことができる優れもの。
3Dより2Dが好きな人にとっては他に替えのない唯一のゲームと言えます。
![【キャラクリ】メイクMeラバー(Darkness) 感想レビュー](/img/Over/2023/2305_makeme04.jpg)
2Dキャラクリのエロシーン
でも2Dのエロシーンでキャラクリも可能だとするとパターンの用意がめっちゃ大変じゃない?
というと勿論そう。
エロシーンの体位自体は2014年発売のゲームとしてみれば然程多くなく、
しかし一つの体位にキャラメイクや背景と性具に行為の相手といった
べらぼうな差分を用意する力技でこのゲームはできています。
その点はDarknessの方が顕著で、新規CGは5体位分しかないのにシーンは69個あったりします。
なお本編は(ルートによりエロシーンの数が変わるとは言え)体位17のシーン53個。
まぁつまりは殆どのシーンが同じメインCGを使った別の行為ってことです。
![【キャラクリ】メイクMeラバー(Darkness) 感想レビュー](/img/Over/2023/2305_makeme05.jpg)
ふたなりシーン
で、こんなブログで取り扱うからには当然あるんでしょうふたなりシーン。
勿論あります。
ただ一つ注意として、カスタマイズできるヒロインがふたなりになることはないです。
※竿役は上記の二人
またカスタムヒロインがふたなりに犯されるのはメイクMeラバー本編で、
Darknessに収録されているのは「サブヒロイン」の犯されシーンです。
その関係で私はDarkness → 本編 の順番で購入しております。
このためDarkness Lボディは導入してないのですが、こちらには恐らくふたなりがないです。
ふたなりシーンのシチュエーションからして多分Lボディに合わないため。
なのでカスタムヒロインがふたなりに犯されるのをご所望なら
本編。
サブヒロインのが見たいなら
Darkness。
両方見たいなら
スペシャルディションの購入をオススメ。
![【キャラクリ】メイクMeラバー(Darkness) 感想レビュー](/img/Over/2023/2305_makeme06.jpg)
ふたなりとカスタムヒロイン
カスタムヒロインは上記の二人分のふたなりシーンがあります。
なお一方は膣でもう一方は尻。
当然カスタマイズによって見た目も変わり、SとMのボディサイズが違えばCGも異なります。
※セリフは一緒
ただもう一人のシーンは汎用シーンの差分なので特別感はあまりない。
![【キャラクリ】メイクMeラバー(Darkness) 感想レビュー](/img/Over/2023/2305_makeme08.jpg)
ふたなりとサブヒロイン
サブヒロイン側も竿役は同じで、別々のヒロインに対して合計2シーンあります。
こちらも何故か一方は汎用シーンの差分だったりする。
なので本作のふたなりは合計6シーンですが、
カスタムヒロインは見た目を弄れば色々なキャラのシチュエーションを試すことができます。
セリフは変わりませんが。
![【キャラクリ】メイクMeラバー(Darkness) 感想レビュー](/img/Over/2023/2305_makeme09.jpg)
欠点
個人的に2Dキャラクリゲームとしてはそこそこオススメできるのですが、欠点もあります。
列挙すると
・ボイスが一種類
・RTSをやらないと調教シーンに行けない(周回プレイ時も)
・CG回想が使いにくい
まずボイスはカスタムレイドシリーズと違って一種類です。
これは恐らくストーリー部分のセリフが多いため。
ただその声質はSボディに合うような可愛らしい声であるため、
Mボディでは違和感、Lボディに至っては全く合ってない声になります。
次に調教シーンがエロシーンの8割を占めるため、
そこをやりたくても辿り着くまでが非常に長くなっています。
最後にCG回想。
これは本作の利点である差分の多さが回想での欠点になります。
差分が物凄く多いものの回想は旧来のクリックで切り替えていく方式であるため、
同じ体位の別背景とかになると70クリックしないと出ないとかザラです。
特にDarkness。
場面を分けるか表情、背景、器具などを個別に切り替えるUIじゃないと使い難くて仕方ないでしょう。
9年前のゲームに指摘してもアレですが。
![【キャラクリ】メイクMeラバー(Darkness) 感想レビュー](/img/Over/2023/2305_makeme10.jpg)
2Dキャラクリゲームとしてオススメ
というわけでメイクMeラバーは2Dキャラクリゲームとしてはオススメできます。
ふたなりものとしては、好みのキャラをふたなりで犯せるという点では唯一無二ですが、
それだけのために購入するには勇気がいります。
ただ調教ものとしてはアナルプレイやSMなどでかなり細分化しており、
カスタムヒロインの堕ち具合で調教内容が全くの別物になるためエロゲーのシーン集としては結構いけます。
文章が肌に合うかは別として。
ただDarknessはその辺が薄く、もっぱらサブヒロインのエロシーン用みたいな面もあるため
カスタマイズゲームとして楽しむなら本編の方が良いです。