「qureate」より発売の「ファンタジスタ明日翔」のクリア感想となります。
総評としては、やはりギャルゲーのバカゲーとして非常に良い出来でした。
サッカーゲームとしてみるなら思うところはありますが、しっかり作られてはいます。
なので女の子でサッカーやりたいというプレイヤーもある程度満足できる完成度。
システム面:総評
サッカーゲームとしての単純な攻略法は
とにかく敵のいない方向へパスを回すこと。
とりあえずパス回しまくってゴール前でシュートすればOKです。
センターラインからシュートして入るときもありますが…。
このためシュート以外の必殺技はあまり使わなかったりします。
というより妨害や突破系の必殺技は得手不得手に確率も加算されるため
必殺技を使っても負けることは多々あります。
このあたりはもう少し極端な調整をしても良かったんじゃないかなと思ったり。
ただしラスボス戦以外。
バイブス管理
本作はバイブスという値を消費して必殺技や各種アクションを行います。
ただしこれ、敵は無限です。
つまり敵は必殺技が連発可能ということです。
このため敵の「強さ」に最も関わってくるのは
「突破系」と「シュート」の2つの必殺技を持つことになります。
それを最初に体現してくるのはこの子。
設定上かなりの強キャラであり、上記2つの必殺技を完備。
しかし病弱キャラでもあり、サッカーでもかなり無理をしている状態。
そんなキャラが、必殺ドリブルで相手のユニフォームを破りながら突撃し、
必殺シュートでキーパーのユニフォームを破りながらゴールを決めてくるのである。
お前のような病人がいるか
それを更に極端にしたのがラスボス戦。
超高いパラメーターで、必殺ドリブルで2人突破し、必殺シュートを決めてくる。
つまり3回連続で必殺技を使います。
しかもそのキャラにボールが渡ったら毎度やってくる勢いであるため
適当にやって1試合5回ぐらい、つまり計15回必殺技使ってる時はもうなんと言いますか。
ごめんなさい、こんなとき、どんな顔をすれば良いのかわからないの。
笑ってもいいと思うよ
ただしこれについては敵味方の人数差もあります。
敵は必殺技持ちが最大3人。
味方は全員必殺技持ちで控えも利用可能。
なので味方は全員で必殺技を使いながら
バイブスがなくなったら控えと交代。
という戦法を取るのが理想のプレイなのだと思われます。
※控え交代は3人までなので他は配置変更で対応
まぁラスボスは能力高すぎて(こちらのレベルが低いと)
必殺技が役に立たない場合も多いのですけどね。
なお選手交代はどちらかの得点が入ったときのみ可能。
タイムはありません。
またラスト試合はキーパーも必殺技持ちであるため、
基本的にこちらのシュートは防がれます。
これも対処法は2つあり、1つはワザとコーナーキックにする方法。
コーナーキック後にキーパーを弱体化させるコマンドがあるので
これと必殺技を併用すること。
もう一つはゴールまでボールを運び、
キーパーと直接対決しドリブルで突破すること。
これで必殺技を封じられます。
ただし最終盤でこれをやるには結局コーナーキックを利用した方が早い。
なのでシュートするからキーパーと直接対決するかの違い。
選択はキャラの能力値に合わせて。
因みにドリブルで突破しても演出上は最終的にシュートする。
気になる点
プレイしていて気になった点は選手加入の遅さ。
本作は周回前提の作りになってはいないのですが、
クリア後は加入選手と能力を引き継いで最初からプレイできます。
で、タイトルで明日翔と競り合ってるキャラですが、ラスボスです。
このため物凄く目立っているのに加入はクリア後という状態。
公式ページキャラ紹介のラスト4人も加入はクリア直前です。
このためストーリーモードでは一部キャラを使う暇なくクリアすることもあるでしょう。
またキャラクター描写についても
後半になるとパッと出てきてパッと試合してパッと加入して少しだけ掘り下げたら次へ。
という状態が続きます。
総じてキャラを増やしたは良いけど扱いの差は大きくなってしまっています。
個々のキャラクターとしては立ってるだけに惜しいところ。
キャラクター描写
個人的にビジュアルとして好きなのは「雫、ニーア、アリシア」あたり。
対してプレイ中に最も良いなと思ったのは「芽留萌」
上記ビジュアルの通り、アイドルでキャピキャピなキャラクター。
そして公式のキャラ説明にある通りぶりっ子キャラで本性は大変な腹黒。
その表現が声優さんの演技にもしっかり表れています。
例えば上記必殺技。
ビジュアルは可愛い系アイドルまっしぐらですが
ボイスは物凄くドスの効いた声になっています。
そのギャップはストーリーの至る所で発揮され
普段ぶりっ子、気に入らないことがあると893っぽくなるのが大変良い。
ついでにもう一つの必殺技は「デスメタルスクリーム」というのですが
こちらは物凄く媚びた声になっています。
デスメタルなのに媚びているのである。
あとキャラ性能はタックルと妨害性能が非常に高い。
アイドルなのに。
エッチな話
ではエッチな話をしよう。
本作のエッチな要素は
・必殺技でユニフォームが敗れる
・ユニフォーム交換で脱ぐ
・スペシャルシナリオでのスチル
の3種。
スペシャルシナリオでのスチルはローアングルや股を開いているもの
巨乳キャラは胸の谷間を強調するものが多目。
Switch版だと下着には補正がかかっているのですが
逆に言うと下着以外には補正がかかってなかったりします。
つまり胸の谷間は肌なので普通に見えます。
一切の補正なく。
そして「謎の光」も相変わらず使った方がエロい場面も多い。
なお一人だけ謎の光が発動しないキャラがいます。
そのスチルはエロいのかと言われたら、個人的にはとってもエロいと思うよ。
ユニフォーム破れ
ユニフォーム破れは所感で書いた通り(ラスボス戦以外)あまり見る機会がありませんが
それぞれのキャラに合致したビジュアルで描かれています。
例えば獣人のニーアは猫のようなポーズ、
サキュバスのミスティは露出を楽しむような雰囲気といった具合。
イラストのクオリティは非常に高い。
ユニフォーム交換
名有りキャラに勝利するとみんな脱ぎます。
明日翔たちはチームメイトとの模擬戦で勝利した場合と、
序盤の一部勝利時に背景違いの差分があります。
恐らくキャラが増える前は明日翔たちを使い回す予定だったんじゃないかなぁと。
Switch版なので全員キャミソールをつけていますが
相変わらず谷間と下乳は見えてもいいらしい。
個人的に残念に思ったのは
ロボ娘アリシアがレオタードスーツの上にユニフォームを着ないこと。
アイデンティティを投げ捨てておられる。
まとめ:ちょいエロゲームとして良い出来
クリアまでプレイした感想は
ラスボス戦以外が作業プレイっぽくなりつつもサッカーゲームとして程よい完成度。
そこにクオリティの高い女の子のイラストが加わり
一般向けギャルゲー/バカゲーとして申し分ない作品となっております。
特にキャラクター描写はそれぞれ個性的に演出されており、
忍者や海賊などサッカーゲームとしては破天荒ですが
それ故に埋没することなくバラエティに富んだ設定になっております。
公式のキャラ設定を見るに、最初は病弱妹までしかいなかったんじゃないかと思ったり。
その後のキャラが忍者、キョンシー、劇団員、海賊、アイドル、異世界人、ロボ、プロレスラーだよ。
ただし劇団員、海賊、プロレスラーは掘り下げが低いので多少難あり。