今回は同人ゲームではなくコイカツというフルプライスゲームについて
商品はアダルトゲームメーカーでは3Dを専門に扱っている超有名メーカーIllusion
発売日は2018年4月27日
![【コイカツ】コイカツというゲームについて](/img/Over/old/2003-koikatsu02.jpg)
コイカツというゲーム
当時コイカツが話題になった理由はそのキャラクリの圧倒的な自由度。
似たようなゲームに他社が発売したカスタムメイド3D2というものがあるのですが、こちらは2015年の発売。
こちらも発売当初としては物凄く自由度の高いシステムで一世を風靡しました。
※ただしあくまでMODを入れなかった場合。MODを入れた場合は少し変わってきます。
では何がコイカツを話題にさせたかというと、設定できる項目の多さ。
各部位の長さを変更できな欠点はあるものの、横幅と奥行きはそれぞれ個別に設定可能。
その項目数も脚だけで太もも上、太もも下、膝上、ふくらはぎ、足首などと拘ろうと思えばトコトンまで拘れるシステムになっています。
だからカスタムメイド3D2に比べて細部までより自分好みのキャラクタークリエイトができる。
ということで話題になったゲームです。
因みに個人的に思うコイカツの良いところは男のキャラクリができること。
コイカツはストーリーモードでクラスメイト全員作るぐらいの勢いでキャラクターを配置できるのですが、
ぶっちゃけストーリーモードのクラスメイトは主人公以外全員女子という状態。
ただこの主人公をもエロゲーとしては珍しくキャラクリエイトできますし、
後で解説するキャラスタジオでは男キャラを大量に配置することもできるわけです。
ただし男キャラも女キャラと同じカスタマイズシステムを使うため、基本的には女キャラのような体型バランスで男を作ります。
勿論各部の太さのバランスを変更することで男に近づけられますが、女臭さは残ります。
![【コイカツ】コイカツというゲームについて](/img/Over/old/2003-koikatsu04.jpg)
キャラスタジオ
そしてコイカツが最も人気になった理由が恐らくこのキャラスタジオという機能。
因みに最初からついていたのではなく後からアップデートで増えた模様。
ついでにいうとカスタムメイドにもスタジオモードという似た機能はあるのですが、
コイカツのキャラスタジオはそれよりも更に何でもありになったもの。
どんなキャラを配置しようが、男を何人だそうが、女を何人だそうが、
それどころか背景からマップ、小物の配置と体位や光の具合、表情まで何でも設定可能。
やる気があればどんな場面だって作れてしまう、そんな機能です。
これのお陰でTwitterがかなり盛り上がったようで、かなりの数の作品が投稿されています。
一介のゲームでこんな何でもありのシーンが作れるのだから、こういうのが好きな人達への需要はかなり高かったよう。
ただ個人的にはこの機能、そんなに使えませんでした。
というか何でもできるのに際してUIは完全にゲームじゃなくて『作る用』で纏まってないですし、
個人的に色々やりにくいものがあったのであまり触れませんでした。
あと最大の欠点として夜のオカズを作るのに向かない。
![【コイカツ】コイカツというゲームについて](/img/Over/old/2003-koikatsu05.jpg)
エモーションクリエイターズ
そしてここからが本題。
Illusionがその次に発売したゲームにエモーションクリエイターズというものがあります。
これは一言で表現すれば『キャラスタジオをゲーム化したもの』
コイカツのモデルデータを使ってADVパートからHシーンまで全て作れるゲームクリエイトゲーム。
というまぁ作るのが好きな人にとっては最高の触れ込みだったのですが、
その実発売当初はキャラスタジオに劣りまくっていて値崩れが酷かったゲームでもあります。
ただ私はキャラスタジオよりもエモーションクリエイターズ(以下エモクリ)の方が好きなんですよ。
その理由をここに。
![【コイカツ】コイカツというゲームについて](/img/Over/old/2003-koikatsu06.jpg)
自分がエモクリを使う理由
まず初っ端からぶっちゃけますが、このゲーム『ふたなり前提』で物を作れるのです。
いや普通こういうゲームって男女の絡み前提じゃない?
と思うかもしれませんが、エモクリに限界はありません。
レズ、ふたなりは勿論、ゲイも3Pも可能。最高で16Pまで行けます。
※キャラの読み込みは最大8人で、さらに8つの一般市民Aを配置することで再現した人が居ます。
元々キャラスタジオも女性に男根をつけることができたのですが、
エモクリは男根を生やすどころかキャラのボイスにだって『ふたなり』という単語があります。
完全に開発側からしてふたなりを許容しています。
そしてエモクリは、1場面しか作れないキャラスタジオと違ってシーンの流れを作ることができます。
例えば前戯、挿入、絶頂、射精。
これらを一続きで作ることができますが、
キャラスタジオでこれをやろうとすると場面を別々に保存してロードする必要があります。
つまりスクショ映えする1シーンを作りたいならキャラスタジオ、
エロシーンの流れを制作するならエモクリの方が向いているのです。
![【コイカツ】コイカツというゲームについて](/img/Over/old/2003-koikatsu07.jpg)
男キャラクターの存在
そして個人的に思うもう一つの良点、これはMOD導入後の話になりますが、
MODを入れることで男キャラの体格は如何様にも変更できるようになります。
個人的な好みである8頭身で筋肉質な男だって作れるのです。
これはコイカツでもMODを導入すれば作成できますが、
コイカツではこんな体型の男は想定していないのでエロシーンで動かすと表示が大層ずれます。
対しキャラクターを自由に配置できるエモクリなら絶対にずれることはありません。
そして体位のサンプルはありますが、腰の動き方を決めれば後の体勢は自由に設定できます。
つまり自分好みの男キャラを使い、どんなエロシーンでも作成できる。
それがエモーションクリエイターズの他にない唯一の点です。
※アニメ顔の場合の話。普通の男クリエイトならAI少女とかオススメ。
あともう一つ。コイカツは男キャラの表情がだいたいこんなヌベっとしたものしかしないのですが、
正直私の好きな8頭身体型でこの表情は萎えます。
エモクリなら男側の表情も自由に設定できるのが気に入ってるところ。
※コイカツのHシーンの話でキャラスタジオは表情変更できます。
![【コイカツ】コイカツというゲームについて](/img/Over/old/2003-koikatsu09.jpg)
エモクリのまとめ
というわけでざっと書いてきましたエモクリのまとめ。
これコイカツの記事じゃなかった? と言われても、先に書いたとおりエモクリよりコイカツの方が人気だから察して欲しい。
まとめるとエモクリは
・Hシーンを作成するのに向いている
・1場面ならキャラスタジオの方が向いている
・ふたなり前提で物を作れる
・男キャラをどれだけ長身にしても大丈夫
という夜のオカズ作りなら右に並ぶものの居ない高性能さを誇ります。
ただ欠点として(あくまでキャラスタジオと比べた場合)
・動きのあるシーンでアクセサリをつけれない
※静止画のシーンなら設定可能
・声が微妙
・ADVシーンの作成画面が使い難い
などの欠点があります。
特に声に関しては公式が単語を自由に組み合わせて作成できると謳っていますが、
抑揚やテンポを設定できないので、エッチシーンでの片言の喘ぎ声を作るのが関の山です。
助詞とか登録されていますが使うことはほぼありません。
というわけでエモクリはいいゲームですよ。