ふたなりと戦闘エロが好きだから

サークル「モルモットのゲージ」さんより発売の
「吸血鬼カーラ」の感想記事となります。

して、触れないわけにもいかないので書きますが、
まず本作の作者さんは2年前に亡くなっています。
※前作「魔法少女リカとモンスター化ダンジョン」の1年前

そして作りかけだったものを身内の方が引き継いで制作したものです。
故に調整不足の部分が多く、ゲームとしての完成度は今ひとつな部分があります。

購入する場合はそこに注意。

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完成品？

※上記スクショは「製品版の」タイトル画面です

本作、ci-enにて「ゲーム内容は生前にほぼ完成しておりました」と書いてあるのですが、
ゲームの制作は恐らく殆どの方が同じ手順を踏まれます。

1.最初から最後まで通してプレイできる内容の完成
2.不足してる内容の検討
3.不足していた内容の追加と、各プレイにおける導線の追加
4.デバッグ
5.完成

この内、ほぼ完成とされているのは恐らく1の段階です。
完成品ゲームとしてプレイするならかなり足りてない状態です。

例えば「アイテム回収して」というクエストで
「どこで何を何個回収するのか」という説明は一切ありません。
いやこれはまだ回収するだけだから良いのですよ。

敵の倒し方が一切わからないなどありますので。

ただ本作は「ゲーム進行手順.txt」というファイルが同梱されています。
恐らくデバッガーの方に渡す用だったファイル。

この内容を読んでも本作がいかに作りかけだったかはわかります。
そしてこのテキストを読まないと進行方法がわからないのが本作です。

ネタバレは嫌だ、等は考えないで絶対読みましょう。
読まないでプレイするなら超不親切ゲーという自覚を持ちましょう。

因みにファイルに書いてある「デバッグモード」は恐らく実行できません。

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あらまし

ある吸血鬼がある目的のために街に侵入したが
くノ一、女騎士、シスターの3人に妨害され撤退。

力を取り戻すためその辺の一般娘を吸血して眷属にし、
ゆくゆくは再び街に侵攻しようと言うお話。

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吸血アニメーション

本作のみどころは吸血アニメーション。
モブ娘3人分と、くノ一らボスは抵抗時含め複数用意されています。
ただしシスターはない。

アニメの特徴は
・噛む瞬間の悶え
・力む指先
・浮き出る血管
・変色していく身体
・生えてくる翼
・痙攣する身体
といったものが細かく描写されていること。

特に湧き出る力に抗い細かく身体を震わせるところがすごく良い。




あとくノ一らは完全に堕ちたときにふたなりチンポがニョキッと生えるのが良い。

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敗北エロ

吸血行為がアニメーションなのに対し、敗北エロはスチル使用のイベントシーン。
なお先述しましたが、シスター(とラスボス)のみ吸血アニメーションがなく、こちらもスチルシーン。

依頼されてなかったのか、追加要素か、間に合わなかったのか。
逆に言うと、シスター(とラスボス)以外はスチルの勝利シーンはありません。
※くノ一のみ堕ちた後に一回スチルエッチシーンがありますが

なお発売当初はバグで女騎士(とラスボス)の敗北エロが再生されませんでした。
アップデートで修正されるらしい。

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ふたなり要素

エッチシーンのふたなり率はなんと100%。
悪堕ちしてふたなり化するまでもなく、
くノ一、女騎士、シスターは全員(何故か)ふたなりチンポを生やせます。

理由に言及がないので、ひょっとしたら後で追加する予定だったのかもしれません。
今となっては不明。

なお搾精はない。
基本的には膣内射精が肉体変化の一要素。

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まとめ：吸血とふたなりが好きならありか

本作の特徴はなんといっても吸血アニメーション。
全部で6人分用意されており、それぞれ全く違ったアニメーションをします。

それらすべてが「肉体が変化していく様」を的確に表現しており
その手が好きなら捗ること間違いなし。


反面ゲームとしてはちょっとアレ。
ほぼ初期段階っぽいシナリオにとても説明不足なゲーム部分。
攻撃判定が調整不足なACTが合わさり、手順書がなければまともにプレイできません。
※スーパーファミコン時代ならこの手のゲームは結構ありましたが

ただ未完成っぽくはあるものの、
通しではプレイできるため尻切れトンボな点はありません。
バグか否か、エンディングが再生されませんが。


よって購入する際はそれらの未調整、未補完の部分に注意し、
吸血や肉体変化、ふたなりが好きなら一見の価値あり。

なお本作はデータが暗号化されてないため、
再生されない女騎士やラスボスの敗北シーンもスチルは確認できます。
動画も最初から確認できます。

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