ふたなりと戦闘エロが好きだから

主に同人ゲームのふたなりと戦闘エロに関する感想/レビューを書いています。

【戦闘エロ】結婚を控えたA級冒険者テオが権力者のオンナになるまで 製品版感想レビュー

【戦闘エロ】結婚を控えたA級冒険者テオが権力者のオンナになるまで 製品版感想

サークル「UNiCOLOR(うにからー)」さんより2022年02月12日発売の
「結婚を控えたA級冒険者テオが権力者のオンナになるまで」の製品版感想記事となります。

DLsiteで初めて作品を見た時、その内容や雰囲気から
「煩悩ストラテジ」さんの新作かと思ったのですが全く関係ないサークルさんです(多分)。

ゲーム内容としてはタイトル通り。
今回は作品コンセプトと内容の合致している部分が多いのでシステム面の話が多めです。

【戦闘エロ】結婚を控えたA級冒険者テオが権力者のオンナになるまで 製品版感想

主人公と導入



作品内容とあらすじは完全にタイトル通り。

主人公テオは結婚を控えた元A級冒険者。
里帰りしたテオは幼馴染と婚約したものの、
その婚約者が権力者の財産を破損させる事態に。

その弁償費の代わりとして、テオは権力者の持つダンジョンに潜り財宝を入手するというもの。

で、上記SSで気付く方もいると思いますが、このゲームは文字が物凄く小さいです。
正直読む気がなくなるほど。

【戦闘エロ】結婚を控えたA級冒険者テオが権力者のオンナになるまで 製品版感想

ダンジョン



ダンジョンは全30階層であり、特定階層ごとに権力者の財宝が収められた宝箱があります。
これを見つけることで弁償費を工面していく形。

まぁ特定階層といっても3,10,30階層なんですけどね。

また10階層目まではチュートリアルに入るそうなので、
本番は11階層からです。

というか10階層をクリアしないと状態異常にすらならないのですよ。

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とにかくレベルが下る



このダンジョンの特徴として、とにかくレベルが下がります。

テオは元A級冒険者であり、ゲーム開始時点で80レベルになっています。
しかしダンジョンに漂う瘴気はテオの力をどんどん奪っていきます。

まず階層を一つ下る毎に1レベルダウン。
次にマップに点在する罠を踏むとエロイベントの後にレベルダウン。
なお殆どの階層で回避不能な場所に必ず存在します。

そして敵に敗北することでもレベルダウン。

ついでに罠や敵の戦闘ではステータス弱体効果も付与され、
バッドパッシブスキルにより更に弱体化します。

こと主人公を弱体化させることに置いては群を抜いています。

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とにかく不利な戦闘



モンスターの戦闘においても不利な行動のオンパレード。

まず戦闘開始時に必ずデバフがかかります。
攻撃力や素早さが大幅に下がるものからスキルの使用不可など。

最も危ないのは特定ターンスタンしてしまうもの。
これになると完全無防備になるため敵の攻撃を受けるしかなくなります。

そして敗北すればレベルが下がるのです。
逆に勝利しても用途的にあまり意味のないアイテムが手に入るだけです。

故にこのゲームの攻略ではとにかく敵シンボルを避けることが大事です。
とはいえこんなゲームです、避けられるように設計されていません。
当たり前ですね。

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戦闘エロ



戦闘での敵の攻撃は3種類あります。
陵辱ゲージ溜めと通常攻撃はランダムですが、このゲームの場合通常攻撃をすることは稀です。
何せ通常攻撃したところで主人公は避けるかダメージを受けない。

というわけで基本的には陵辱ゲージ溜めを行ってきます。
先に書いたように戦闘開始時にスタンすることもあるため、
戦闘開始 → スタン → 陵辱ゲージ溜め の流れは最悪です。

そして陵辱ゲージが最大まで溜まると主人公はダウン。
ダウンすると相手のエロ攻撃の標的になります。

エロ攻撃では立ち絵が変化するタイプの戦闘エロ描写になります。
これも敵の種類によって立ち絵が異なるため、種類として多くありませんが少なくもありません。

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状態異常の数々



戦闘や罠によって各種状態異常の蓄積値が溜まっていきます。
一応敵に触られた部位に応じて蓄積値に違いは出るのですが、あってないようなものです。

これもまた巨乳化、ボテ腹、ふたなりと煩悩ストラテジさんを彷彿とさせる内容です。
なお巨乳化は元が貧乳であるためそこまで大きくなりません。
いや現実サイズからすれば十分巨乳ですけど。

この状態異常の解除もまた、町中でエッチなイベントを起こす必要があり、
それでもステータスが下がったりバッドスキルを得たりしてしまいます。

主人公を弱体化させることに余念がありません。

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プレイしにくいUI



ここからは少し残念なお話。
まず全体のSSでわかりますが、UIというか画面が非常に見づらいです。

例えば移動中の画面は上と左が文字で埋まり、右に立ち絵、下にエロステータス。
このため進行方向を確認できるのは画面のほんの一部だけです。

画面に対して狭すぎるという点で使いづらいところ。

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戦闘エロに対する状態異常



問題点のもう一つは状態異常と戦闘エロの関係性。
結論から言えば、状態異常は主人公の立ち絵以外に(ほぼ)影響しません。
※ステータス変動では影響してる可能性あり

というのも巨乳化の治療方法は乳搾りであり、ふたなりの治療法は射精だからです。
つまり戦闘エロにおいてその二つの行為をやってはいけないという制約があるのです。

射精なんて絶頂時に一緒に出ないかと思うところもありますが、そんな事はありません。
特にサキュバスやリリムなんて言うお誂え向きの敵がいるのに搾精されることがないのです。

ふたなりを題材に扱うものとして非常に残念な部分です。

なおパイズリのみ巨乳化が関係するので全く影響がないかと言われるとそうでもない状態。
だったらふたなりもナニカさせろやと思うところ。
射精を治療条件にしたのが間違いではなかろうか。

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まとめ:ふたなり好きなら微妙



というわけで「とにかく主人公を不利にして弱体化させる」というコンセプトから見れば、
マップの煩わしさや戦闘に置ける豊富なデバフ要素はかなりよくできています。

普通のゲームとしてプレイするならクソゲー一歩手前になりそうなバランスですが、
恐らく煩わしさを売りにするようなシステムであるため全く問題がありません。

ただ状態異常と戦闘エロ、特にふたなりに関してはかなり肩透かしを喰らいます。
因みにふたなりに関しても『自慰以外にエッチシーンがない』という問題点があります。

なんのためにふたなりがあるんでしょうねこのゲーム。

※このゲームは画像が暗号化されてないためファイルを確認できます。
 故にふたなりが自慰以外にないのが確認できてしまいます。